人事労務・社会保険 Vol.3
■ 介護保険料の負担が過去最高に
厚生労働省の発表によると、平成24年度の第2号被保険者(40歳以上64歳未満の人)が支払う介護保険料が、平均で月額4697円と過去最高を更新する見通しとなりました。前年度に比べ181円増加しています。
介護保険制度では、介護サービスにかかる費用のうち、5割を税金、3割を第2号被保険者が支払う保険料、そして残りの2割を第1号被保険者(65歳以上の人)が支払う保険料でまかなっています。
今後も介護保険料の上昇が続くと見込まれるなか、介護サービスの供給と介護保険料の負担とのバランスが重要な課題となります。
■ 65歳までの再雇用義務 2025年度に全面導入
厚生労働省は、希望する者全員の65歳までの再雇用制度導入を企業に義務付ける方針を固め、2013年4月に施行、2025年度に全面導入の見通しとなりました。
現時点においても高年齢者雇用確保措置が義務付けられており、企業は、①定年の引上げ、②継続雇用制度の導入、③定年の定めの廃止、のいずれかの措置を取る必要がありますが、労使協定を結ぶことで、希望者全員を対象としない継続雇用制度の導入が認められています。